アメリカ出張2017-9 サンフランシスコ観光その3

坂の街　サンフランシスコ

パレスオブファインアーツを後にして、フィッシャーマンズワーフへ向かう道すがら、世界一曲がりくねった道としてギネスにも登録されているロンバートストリートを通り過ぎる。

その後、普通の道を進んでいるなーと思っていると。。。

一瞬後にはジェットコースターさながらの急斜面。

車が飛び跳ね、ジェットコースター以上のスリルを味わった。

サンフランシスコでは、斜面に対して直角に停車することが法律により定められているそうで、そうしないとブレーキをかけていても転がり落ちてしまうほどの急斜面だからだそうだ。

フィッシャーマンズワーフでは、有名なクラムチャウダーを食べてみた。

店内は空いている席が無かったので、寒かったが外のスペースを確保。

パンはとても硬かったが、濃厚なクラムチャウダーとの相性がとても良く美味しかった。

その後、ウィンドウショッピングをしつつ、フィッシュアンドチップスも堪能。

ツアーに同行していた女子大生とはここでお別れ。

後で写真を共有することを約束して、アルカトラズへ。

アルカトラズ島行きのフェリーチケットを受け取ると、ここでツアーのガイドさんともお別れ。

船に揺られて15分程でアルカトラズ島へ到着した。

フェリーから降りたところでパークレンジャーからの説明があるようだが、ツアーのガイドさんからの「説明を聞くのは無駄だから、混む前にさっさと入場した方が良い」というアドバイスに従ってさっさと入場。

日本語のオーディオセットを受け取り、それを聞きながら施設を回る。

オーディオセットは、当時の出来事をナレーションとラジオドラマ仕立てで流してくれて、臨場感がありとてもわかりやすかった。

あの有名なアルカポネが投獄されていたエピソードや、食堂からスプーンを盗み出して穴を堀り、脱獄を試みた囚人がいたエピソードなど、その現場を前にしながら当時の情景を想像することができた。

一通りコースを回ると、最後にお土産コーナーに差し掛かる。

囚人が使っていた食器のレプリカや、監獄の格言を記したトランプなど興味深いお土産物がたくさん並んでいた。

みんながいろいろと買っていく中、自分も何か買おうかと悩んだが、結局買っても使わないだろうという結論に至り何も買わなかった。

施設の外に出ると、灯台の向こうにサンフランシスコの街並みが見えた。

当時の囚人達は、この間を隔てる海が無限に感じられたそうだ。

朽ち果てた監獄やコンクリートの建物との対比からか、その周りに咲き乱れる色とりどりの花々や海鳥の群れなどの自然がとても美しく見えた。

自然に見惚れていると、乗る予定だった帰りのフェリーの時間が過ぎてしまい、一本後のフェリーでサンフランシスコへ戻った。