義弟の結婚式に参列するため、ハワイへ
義弟がこの度めでたく結婚することになり、お嫁さんのかねてからの希望ということでハワイで挙式することになった。
年初に参列して欲しいと連絡があり、張り切って渡航手配をしたのは以下の記事のとおり。
あれからもう半年が経ってしまったとは、まさしく光陰矢の如し。
妻と娘はパスポートの更新と発行の手続きをしたのだが、娘のパスポートは10年有効と聞いて、「10年後は全く違う顔になっているんだろうけど、大丈夫なのかな?」と娘の10年後に思いを馳せてみたりした。
自分のパスポートは期限が渡航の1ヶ月後までしか残っていなかったが、ハワイであれば帰国日まで有効であれば取り敢えず大丈夫らしく、次に海外に渡航する予定も無いので更新はしないことにした。
また、ESTAの申請、航空券のオンラインチェックイン、空港-ホテル間の移動手段の手配を済ませておいた。
パスポート、ESTA、航空券、ホテル(とホテルまでの移動手段)の4つさえ押さえておけば、後はどうにかなるだろう。
JR関空快速で関空へ
仕事をそんなに休めず3泊5日のショートステイにしたので、荷造りは1時間もかからなかった。
夕方にJR大阪駅で静岡から来た妻の実家のご家族と合流して、JR関空快速に乗ろうとホームで待つ。
列の先頭を陣取る事ができ、座れそうだなと安心していると、隣に立っていたおじさんが無言で線路の方を指差してきた。
なんだろうと指す方を見てみると「関空行きは前4両へ」と書かれた看板があった。
そしていま自分たちがいるホームは。。。6両目!?
なんと気付かずに乗っていたらハワイどころか和歌山に行っていたところだった!!
親切で無言のおじさん、ありがとう!!
慌てて前4両のホームに移動し、到着した電車に乗ってなんとか座席を確保でき、ハワイへの期待に胸をふくらませながら関空までの1時間を過ごした。
出国~入国
前日にオンラインチェックインを済ませていたので、関空に着くとすぐに荷物を預けて出国審査へ向かう。
関空にはクレジットカード保有者が利用可能なラウンジが幾つかあるが、今回は搭乗口に近くラウンジから飛行機が見える「アネックス六甲」を利用することにした。
幸いそれほど混んでおらず、一番奥のボックス席でドリンクやお菓子をつまみつつ搭乗時間を待つ。
子どもはラウンジから見える飛行機に興味深々の様子だった。
搭乗時間になり、途中でそれぞれ100ドル分を両替した後、搭乗。
(ほとんどクレジットカードで支払えるということで1人100ドルを取り敢えず用意したが、結果として3日の滞在では十分だった。)
子どもは離陸の時に泣くと思っていたのだが、備え付けのゲームが気になるようで、
「今空飛んだよ!!」
と伝えても
「そんなことより、これ(ゲーム)どうやるの??」
と全く意に介さなかった。
将来大物になるかもしれない。
離陸して間もなく夕食をとり、その後は映画鑑賞タイム。
最新の映画も含めてラインナップが充実しており、何を観ようか悩んだが、気になっていた「日本のいちばん長い日」にした。
戦争終結に向けて命を懸けた人々に胸を打たれた。
彼らがいたからこそ今の平和があり、どこかで少しでもボタンの掛け違いがあれば、今とは全く違う世界になっていたのだと思うと、とても不思議な気持ちになる。
「今」はこれまでの偶然や人々の意思の積み重ねによって奇跡的に成り立っていることを、改めて感じた。
消灯の後、奥さんが用意してくれた首巻き枕と潤いマスクを装着して眠りに着こうとするが、中々眠れない。
飛行機は冷えるというので上半身は羽織るものを持ってきたのだが、ズボンは八分丈のもので足首が露出していたため、足が冷えてしまったのまずかった。
毛布を足に巻きつけつつ眠れない時間を1時間くらい過ごした後、なんとか多少は眠ることが出来た。
浅い眠りから覚めて朝食を取り、しばらくするともう到着。
飛行機を降りたら、バスに乗って入国審査へ。
妻と妻の妹が入国審査官に「Twins?」と聞かれた程度でスルッと審査を通り抜け、荷物を受け取って空港の外へ出る。
ホテルまではハワイアンドリームトラベルでミニバンを予約していたので、空港前の待ち合わせの乗り場まで移動すると、既に待ってくれていた。
運転手さんは移動中に車窓から見える名所を案内してくれた。
40分程度でホテルに着き、お礼を言ってチップを渡す。
チェックイン時間よりだいぶ前だったので一応チェックイン出来るかフロントで聞いてみたら、ちょっと割高になるがペントハウスならすぐ入れるとのこと。
とても庶民には手が出ないお値段だったので、荷物だけ預かってもらいワイキキの町にでかけた。
アラモアナ・センターで結婚式参列の衣装を調達
初日はショッピングデー。
まずはワイキキトロリーのピンクラインでアラモアナ・センターへ。
ピンクラインはJCBカードを見せれば無料で乗ることが出来る。
アラモアナ・センターに到着したら、まずは1Fフードコートで腹ごしらえ。
昼食には少し早めの時間だったのでまだ空いていて、ゆっくり食事を取ることが出来た。
休憩を取りつつ本場のハンバーガーで腹ごしらえをした後、ショッピング開始。
まずは結婚式で着るアロハシャツやムームーを探す。
事前にネットで目をつけていた、アラモアナ・センターの隣にあるという「ムームーファクトリー」に行こうとしたのだが、場所が分からない。
詳細な場所は現地でFree-wifiを使って調べれば良いと思っていたのだが、アラモアナ・センターのFree-wifiが何故か繋がらない。
10分ほど付近をウロウロしたのだが、結局断念した。
後で分かったのだが、アラモアナ・センターのFree-wifiはアラモアナ・センターの無料メール会員になる必要があったようだ。
店まで目と鼻の先ところまで行ったのだが、自分の調査不足にうんざりした。
全員が気に入った服を見つけるのに半日はかかることを覚悟していたのだが、2店目に訪れたWatumull’sであっさり全員の結婚式の衣装が決まってしまった。
店頭にあった青色のアロハシャツが気に入って見ていると、店員が「娘さんのムームーも同じ柄であるよ」と流暢な日本語で案内してくれた。
娘も気に入ったようで、父・娘の服はすぐに決まる。
妻と妻の実家家族のムームーも試着を2、3度繰り返して、30分程度で白を基調にした上品な柄で揃えることに決まった。
今日のショッピングの目的が早々に達成出来てしまった。
次に訪れたABCストアでお土産を中心にいろいろと買い込んでいると、すぐ前のステージでフラダンスショーが始まった。
娘は幼稚園のダンスの発表会で「アロアロアロハ」というハワイのフラダンスにちなんだダンスを踊ったこともあり、本場のフラダンスにとても興味をもったようだ。
その後、流暢な日本語を話す、死海の塩の販売員を愛想笑いでかわしつつ、アラモアナ・センターを見て回った。
「世界最大規模のオープンエア・ショッピングセンター」というだけあって、とにかく広くてお店がたくさんある。
MAPである程度見てみたいエリアを絞り込んでウインドーショッピングを楽しんだあと、チェックイン時間が近づいてきたので、一度ホテルに戻ることにした。
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