浅草寺の次に浅草神社へ
品川での仕事の締めくくりで金曜の夜遅くまで仕事があったので、金曜の夜は品川に泊まって、土曜日に東京観光してから帰ることにした。
ここはやはり御朱印巡りをしようと思い立ち、半日で巡れる寺社仏閣を調べたところうってつけのサイトを見つけた。
このサイトに従って有名神社を巡ってみようということにしたのだが、先に浅草寺にお参りしてから、隣の浅草神社に向かった。
本当に浅草寺のすぐ隣で、あまりの近さにびっくりした。
ちょうど7月に差し掛かったところで、“過ぎし半年の無事を感謝し来る半年の更なる平穏を願う”、「夏詣」のイベントをやっているようだ。
半年の節目、夏越の祓に夏詣とは面白い。
境内では夏詣のテーマソング「KARAN KORON」がずっと流れていて、後述するが結構長いこと境内にいたので、頭の中でこの歌がしばらくリフレインしていた。
上記サイトでYoutubeのダイジェスト動画を紹介していたので、こちらにも貼り付けてみる。
初めての茅の輪くぐり
拝殿の前には茅の輪が設置され、潜り方のガイドがあった。
実は茅の輪については全然知らず、今回ガイドを見て作法を知り、初めて茅の輪を潜った。
“正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う夏越しの大祓(おおはらえ)に使用され、それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われる”のだそうだ。 素盞鳴尊の神話に由来するらしい。
茅の輪を潜り終えて拝殿で参拝する。
この半年の穢れを落とし、残り半年を頑張りたいと心持ちを新たに出来たと思う。
夏詣特別御朱印
参拝の後、御朱印を頂こうと社務所を探してキョロキョロすると、物凄い行列とその先に「流しそうめん体験処」の文字が。
「ははぁ、暑いから流しそうめんを食べて涼を取ろうということか。 でもあんな行列に並んでたら涼を取るどころ干からびちゃうよなー。この暑いのに並ぶなんてご苦労なことだなー。」と行列を横目に社務所を探すと、なんとその行列の先頭に社務所が!
え、これ社務所の行列!?
そうなんです。 流しそうめん体験処は行列の横にあって、人はまばら。 行列は社務所に続いていた。
なんでこんなに人が社務所に行列を作っているんだろう?? と疑問に思いながらも、折角来たので並んでも御朱印を頂きたいと思い、しぶしぶ行列の最後尾に着く。
1時間ほど並んでようやく社務所近くに辿り着くと、ようやく行列の正体が分かった。
なんと、夏詣の特別御朱印が7月1~7月7日限定で頂けるとのこと。
しかも、毎年御朱印を新たに製作されているようで、今年のテーマは「清涼」なのだとか。
これだけの人が御朱印集めをしていることにも驚いたが、さらに炎天下を1時間並んでも限定御朱印を求める、「限定もの好き」の国民性にも驚いた。
まぁ自分も図らずもその中の1人になってしまったのであるが。
ようやく自分の番になり、やはり折角なので限定の御朱印をお願いした。
星と竹の判子と、銀色の「なつもうで」の文字が特別感を高める。
左上は浅草神社の社紋で、豊漁を祈る浅草神社の祭り(三社祭)に因んで3つの網が意匠となっているそうだ。
通常の御朱印はまた次回来た時に。
被官稲荷神社と夫婦狛犬
境内社の被官稲荷神社にも参拝。
新門辰五郎縁の神社なのだそうだ。
新門辰五郎といえばドラマにもなったコミック「JIN -仁-」を思い出す。
“社殿は先の関東大震災、東京大空襲にも奇跡的に焼け残った大変貴重な建築物”だそうだ。
また、境内に夫婦狛犬も発見。
「恋愛成就」「夫婦和合」を祈念して祀られているそうだ。
三社祭も勇壮なようなので、その時期にまた妻と一緒に訪れたい。
さて、冒頭のサイトのプランでは浅草神社は9:00~9:45でお参りすることになっているが、浅草寺も含めて午前中いっぱい費やしてしまった。
まさか、炎天下に2時間以上も浅草に留まることになるとは。(うち、1時間は御朱印行列)
数日後、腕と首の後ろが皮がペリペリと剥けるほど酷い日焼けになったのは言うまでもない。
浅草駅に戻る途中のお店で海鮮丼を食べて、次は神田明神へ。