哲学の道にある大豊神社へ
南禅寺、永観堂、熊野若王子神社と北上を続け、最後に哲学の道にある「大豊神社」を訪れた。
一の鳥居と社号標は哲学の道を挟んで拝殿とは逆の方向にあった。
哲学の道から参道に入り、細い参道をしばらく歩いて行くと神楽殿の向こうに拝殿が見えた。
拝殿は木々に覆われて神秘的な雰囲気。
両脇には桜と梅が植えられているようで、30年に一度の桜と梅の同時満開が話題になったのだとか。
今は青々とした緑に覆われていて想像も出来ないが、いつか同時満開を見てみたい。
狛ねずみの社 他にもいろいろ
拝殿で参拝した後、末社を巡ることにしたのだが、各末社には狛犬ならぬ、各末社にちなんだ動物の像が社殿を守護していた。
愛宕社の前に狛鳶、日吉社の前に狛猿。
愛宕社の神使は猪だったと思うのだが、ここでは何故か鳶。
気になって調べてみると、”先代の宮司が境内の末社「愛宕社」に、愛宕山の天狗がかぶる鳶帽子から、鳶を神使として像を建てた“(引用:神使の館より)のだそうだ。
さらに、大国社の前に狛鼠が一対。
後で知ったのだが、狛鼠は非常に珍しく、大豊神社は狛ねずみの社としても有名なのだとか。
他にも、蛇の像があったり、小さな動物の置物が随所に置かれていたりと、動物の像づくしの神社だった。
十二支が全部あるんじゃないか と探してみたが見つけられず、そういう訳でもないらしい。
動物好きの娘は動物を見つけては喜んでいた。
十二支の像を随所において、全部見つけたら幸せになれる みたいなアトラクション的要素があると面白いかもしれない。
御朱印。 次は椿の時期に。
最後に御朱印を頂いた。
扇子が中央に配されているが、何か由来があるのだろうか。
参道の石灯籠にも扇子が刻まれていたので、この神社のシンボルなのかもしれない。
聞いてみればよかった。
また椿の時期に訪れてみたい。