あけましておめでとうございます。
年末年始は静岡の実家に帰省したのだが、年始にあたり高校の同級生と毎年恒例の初日の出を拝みに行ってきた。
娘は大晦日の夜に夜更かしして起きそうもなかったので、夫婦で参加。
6時30分過ぎに家を出ると既に辺りは薄明るく、懐中電灯が無くても迎えに来てくれた友人の車に乗り込むことが出来た。
実家から車で5分の海岸に着くと、既に大勢の人々がご来光を待ちわびていた。
地元の自治会で焚き火を焚いたり甘酒や豚汁を振舞ったりしており、我々もその輪に加わって暖をとりながらご来光を待った。
天気予報では晴れで、空を見上げても雲一つない快晴だったので、今年は水平線からのご来光を拝めるかと期待していたのだが、正に太陽が昇ってくるあたりの水平線上だけに雲がかかっており、何かの暗示かと疑いたくなった。
日の出予定時刻になってもやはり雲に隠れて太陽が出てこず、雲の周りが刻一刻と明るくなるのをじっと待つ。
それでも雲の上から顔を出した初日の出はやはり神々しく、清々しい新年の幕開けを感じることが出来た。
自治会が設置した鳥居越しのご来光もまた神秘的だ。
その写真を撮るベストポジション争いが鳥居前で勃発しており、写真の光景とはあまりに対照的で思わず笑ってしまった。
雲上の初日の出というのもまた味わい深い。
今年は昨年よりもより良い年になるよう、心持ちを新たに頑張りたい。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
