以下の記事で記載した通り、年末の帰省の途中に人生で初めて伊勢神宮へ参拝してきた。
インターネットでの事前調査も抜かりなく行い、外宮から参拝するのが習わしとのこと。目当ての御朱印帳は内宮の参集殿でしか取り扱っていないとのこと。外宮、内宮の30~90分のコースがあることなどを確認し、外宮1時間、内宮1時間半で参拝して帰省するプランを立て、特急券の手配までして準備万端で当日を迎えた。
にもかかわらず!にもかかわらずである。
大阪上本町のホームにかなり余裕を持って着いたので、もう一度今日の旅程を確認しようとiPadを取り出したのが失敗だった。
いつの間にか時間が過ぎ、気付いた時には目の前で電車が出発する直前だった。
焦って飛び乗ると、それは乗る予定の特急ではなく、その2分後に出発する急行だった。
急いで乗り換え案内を調べると、途中の駅で特急に乗り換えれば良いらしい。そのまま急行に揺られることにした。
ところがその駅に着く前に終点の奈良に着いてしまった。乗り換え案内の調べ方がまずかったらしい。
そもそも途中で気付けよと我ながら突っ込みたくなるが、乗換案内を全面的に信頼してしまった。
そこから再度電車を乗り継ぎ予定より1時間30分遅れてなんとか神宮へ辿り着いたが、外宮の参拝を断念し、内宮のみを1時間で参拝することとなってしまった。
たった2分の油断、恐るべし。
そんなモヤモヤした気持ちも最初の宇治橋鳥居をくぐるまでには雲散霧消し、鳥居をくぐる度に清々しい空気と神聖な雰囲気が強くなっていく気がした。
途中、事前調査に基づいて先に参集殿でお目当ての御朱印帳と御朱印帳袋を購入してさらにテンションが上がる。
予想以上の広さと人の多さに驚きながらも御正殿にたどり着き、無事参拝できた。 なんとも厳粛かつ神々しいお社である。
帰りのバスの時間を気にしつつ、御朱印を頂いた。 感無量である。
その横で奥さんと娘がお守りを頂いていたのだが、私もせっかく来たのだからとお守りよりかっこ良く効き目がありそうという単純な理由で「角祓」という御神札を頂いた。
この何気なく頂いた御神札をきっかけに、この後御神札のお祀りの仕方についていろいろと調べ、家に神棚を設けたいと思うようになるのだがそれはまた別の記事で詳しく書きたいと思う。
帰りの電車にもなんとか間に合い、帰省の途についた。
今回は時間が無くなってしまい内宮御正殿しか参拝出来なかったが、次回訪れる際には外宮や内宮の御正殿以外のお社にも参拝したい。