半年パスを購入
シンガポールのセントーサ島にあるユニバーサルスタジオシンガポール(USS)に月1回のペースで楽しんでいるので、ご紹介したい。
1日チケットは2019年5月時点で、正規料金で大人S$79(約6,400円)、子供S$59(4,800円)なのだが、半年パスだと 大人: $108 (約8,600円)、子供: $98 (約8,000円) 、年間パスだと大人: $198 (約16,000円)、子供: $168 (約13,500円)なので、半年パスだと半年の間に2回、年間パスだと1年の間に3回行けば元が取れてしまう。
半年の間に何回か訪れて遊び尽くすのが一番効率的と考えて、半年パスを購入することにした。
入場して左にあるカスタマーセンターで、写真を撮ってパスを作ってもらった。
さらに、並んで待つのが苦手な我が家はS$100(約8,000円)を追加して各アトラクションに無制限で優先的に乗ることが出来るユニバーサルエクスプレス付のパスにした。
これが高いか安いかは人それぞれだと思うが、我が家としては大正解だった。
ユニバーサルエクスプレスの威力
こちらを御覧いただきたい。
奥に見えるのは人気アトラクションの1つ「ジュラシックパーク ラピッドアドベンチャー」の1~2時間待ちの行列。
そして手前に見える空間はユニバーサルエクスプレス用のガラガラのレーン。
日本のテーマパークにもお金を追加で出したり、事前に予約したりして優先搭乗出来る仕組みはあるが、それでもそれなりに人が並んでいて待たなければならないことがほとんだと思う。
ところがここユニバーサルスタジオシンガポールでは、優先搭乗のレーンに並んでいる人はごくわずかで、ほとんど待つこと無くスイスイ乗れてしまうのだ。
おかげで長時間待っている人たちを横目に、気に入ったアトラクションに3度も4度も乗ることが出来て、長女は大満足。
遊園地が乗り気で無かった妻も「私が遊園地が苦手だったのは、長い待ち時間が原因だったんだ」とおっしゃるくらいで、娘といろんなアトラクションを乗り回してご機嫌だった。
身長122cmを超えている長女は単独でアトラクションに乗れるのだが1人で乗るのは嫌だと言い、また次女(乳児)もいるため、妻か自分のどちらかが長女とアトラクションに乗り、どちらかは次女と待たなければいけないのだが、ユニバーサルエクスプレスのおかげで1回あたりの時間が短いため、交代で長女と乗ることで妻も自分も一通りのアトラクションを楽しむことが出来た。
遊園地での貴重な数時間と家族のご機嫌を買えることを考えれば、ユニバーサルエクスプレスは必須だと痛感した。
各エリアの紹介と感想
ユニバーサルスタジオジャパンが42.9ヘクタールに対して、ユニバーサルスタジオシンガポールは20ヘクタールと半分以下で、アトラクションがコンパクトにまとまっていた。
湖を中心に「Hollywood」「New York」「Sci-Fi City」「Ancient Egypt」「The Lost World」「Far Far Away」「Madagascar」のそれぞれ特色がある7エリアがあるので、感想を交えながらそれぞれ紹介したい。
Hollywood
入場口があるショッピングエリア。
イベント毎に飾り付けが変わるエリアなので、入場口から入って雰囲気を楽しめる。
帰り際にはお土産を買い求める人たちがたくさん。
New York
イベントブースと2つのアトラクションがあるエリア。
「セサミストリート スペースチェイス」は、ゆっくり動く宇宙船に乗って、経路沿いにあるセサミストリートのキャラクターたちを見て楽しむアトラクション。
セサミストリートの大ファンでなければ大人が楽しむのは難しいかもしれないが、小学校低学年の長女には大ウケ。
宇宙のピカピカとスパゲティのウネウネ、宇宙船の乗り心地が良いらしい。
何度も何度も付き合う羽目になった。
イベントエリアでは、毎日開催されるダンスイベントの他、期間限定のイベントも開催される。
写真はセサミストリート50周年イベント。
英語がわからない子供たちも、見ているだけで楽しめたようだ。
Sci-Fi City
人気アトラクション「トランスフォーマー・ザ・ライド」「バトルスターギャラクティカ」があるエリア。
「トランスフォーマー・ザ・ライド」は3Dメガネを掛けてコースターに乗り、飛び出る映像とコースターの動きが連動して、爽快な体験が出来るアトラクションで、USJの「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」のトランスフォーマー版。
ロボットに興味の無く激しく動くコースターに参ってしまった長女は一度乗ったら「もういい」とのことだったが、眼の前で立体的に繰り広げられるロボットたちの戦いは素晴らしく、人気アトラクションであることは疑いのない出来だった。
遊園地の定番、コーヒーカップもこのエリアに。
コーヒーカップといえばファンシーなイメージだが、ここでは近未来な感じに仕上がっていた。
乳児も一緒に乗ることが出来るアトラクションなので、家族みんなで楽しむことが出来た。
そしてジェットコースター「バトルスターギャラクティカ」。
レールの上を走る「HUMAN」とレールの下をぶら下がる「CYLON」の2種類があり、それぞれのレールが入り乱れて設置されていた。
長女は人生初のジェットコースターを体験することになったが、とても気に入ったらしく何度も何度も乗る事に。
自分も何十年ぶりかのジェットコースターだったが、大声をあげてストレス発散出来た・・・のだが、さすがに何回も乗るのは勘弁してほしい。
「CYLON」の方は娘はまだ怖いようで、もう少し大きくなってからチャレンジかな。
長くなるので、2回に分けたいと思います。