本年もマイペースで
あけましておめでとうございます。
2019年はおかげさまで家族ともども充実したシンガポール生活を過ごす事ができました。(全然記事にしきれていませんが・・・)
本年10月には本帰国を予定しているので、悔いの残らないように残りの期間を頑張っていきたいと思います。
2020年もマイペースで更新していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さてさて、昨年は年末年始をプーケットで過ごしましたが、今回の年越しはシンガポールのマリーナベイで開催されたカウントダウンイベント「STAR ISLAND」に参加しましたので、その様子を記事にしたいと思います。
シンガポールで年越し
今年の年越しはシンガポールで過ごすことになったのだが、家でゴロゴロしているのももったいない。
折角なので何か年越しイベントは無いものかと調べてみると、マリーナベイで「STAR ISLAND Singapore Countdown Edition」という花火を中心にしたエンターテインメントショーが開催される模様。
妻子は「0時まで起きていられないから一人で行ってきて」とのことなので、一人で参加して写真や動画を家族に共有することにした。
イベントは指定席制になっていて座席によって値段がだいぶ違うようなのだが、どのくらい見え方が違うのかわからないのでどの席にしようか迷う。
一人分のチケットで良いとはいえ4万円弱の良い席にする度胸も無く、ほどほどのお値段のSTAR View1にするという小市民ぶりを発揮。
マーライオン プロジェクションマッピング
イベント開始は夜10時30分なのだが、マーライオンのプロジェクションマッピングが夜8時から30分おきに行われるようなので、夕食を食べたらマリーナベイへ移動。
そこは、会場外から花火を見ようとする人々と、マーライオンを見ようとする人々でごった返していて、移動するのも一苦労。
ようやくマーライオンの下に辿り着いたのはちょうど20時前で、なんとか写真を撮れそうな場所を確保してその時を待つ。
20時になると音楽が流れはじめ、マーライオンが色とりどりに輝きだした。
普段真っ白のマーライオンも、彩りにより表情が大きく変わってとても良かった。
ビデオを撮るか写真を撮るか悩んだ結果、時間もまだあるので20時からの回はビデオを撮影し、20時30分からの回は写真を撮影して、結局1時間ほどマーライオンを眺めることになった。
STAR ISLAND開演
その後イベント会場に移動して座席で開始時間を待つ。
その間もアートサイエンスミュージアムの外壁にプロジェクションマッピングが映し出されたり、プチ花火が上がったり。
夜10時30分になると周囲に霧が立ち込めて、レーザー光による演出やダンスパフォーマンスなどと合わせて花火の打ち上げも始まった。
ステージから離れていたのでダンスパフォーマンスはよく見えなかったが、観客席にダンサーが来たり、音楽やダンスに合わせて観客ひとりひとりがつけているLEDブレスレットが全く同じタイミングで同じ色に光ったりして、観客席も一体となった幻想的な空間が作り上げられていた。
その光景に感動しつつ、理系としては「これだけ大量のブレスレットの同期はどう取っているんだろうか」といった技術面が気になってしまった。
ドローンによるスカイアートに感動
ダンスが一段落すると、空にポツポツと光る点現れはじめ、空中に浮かぶクラゲを形づくった。
どうやら光点のひとつひとつがドローンのようだ。
それが音楽とともにどんどん形や色を変えていき、クジラになったり鳥になったりダイヤになったり。
花火とドローンと音楽が一体となった非現実的な光景に、ただただ感動するばかりだった。
ここでもまた、無数のドローンが風の影響も受けつつ一糸乱れず動くのは、相当なプログラミングがされているなと、技術の面でも感心してしまった。
観客席から綺麗に見えるように動いているようだったので、会場の周辺で見ていた人々にはどう映ったのだろうか。
ドローンショーが終わった後は、花火が続く。
ちなみにSTAR ISLANDはエイベックス・エンタテインメントが手掛けている日本発のイベントで、日本の花火師が日本の花火を打ち上げているとのこと。
日本人として少し嬉しい。
カウントダウン
2020年まで後10分を切ると、またドローンが登場。
今度は空を進む船になったり、マーライオンになったり。
そして1分前には空に大きな時計が浮かび上がり、10秒からみんなでカウントダウン。
2020年の到来を喜び合うみんなの頭上には、2020の文字と花火が飛び交う。
今年は昨年よりも良い年にしたいと祈念しつつ、会場を後にした。
ただ、やはりこの感動はその場でないと味わえないので、家族と一緒に参加出来なかったのが唯一の心残りとなった。
STAR ISLANDがまた日本で開催される際には、家族と一緒に参加したいと思う。