ガーデンズ・バイ・ザ・ベイには前回紹介した2大ドーム「フラワードーム」「クラウド・フォレスト」以外にも広大な敷地に見どころがたくさん。
主だったところを紹介していきたい。
チルドレンズ・ガーデン
チルドレンズ・ガーデンは、子どもたちが水遊び出来るプレイエリア。
転んでも大丈夫な柔らかい地面やポールから水が吹き出して、子どもたちは暑い日中でも涼しく遊べる。
すぐ横にはトイレ&着替えスペース、幼児用のプレイエリアと、大人が子どもたちの様子を見ながら休める屋根付き休憩スペースがあり、売店まで付いて至れり尽くせり。
我が家の子供達も水着に着替えて走り回っていたが、長女にカメラを向けるととたんに「撮らないで!」と不機嫌になってしまった。
難しいお年頃に突入してしまったようで、嬉しいような寂しいような。
PLANET
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイには至るところに彫像があって、植物だけでなくアートを楽しむことも出来る。
たくさんある彫像の中でも(おそらく)最大なのがこちらの赤ちゃんが草原の上に浮いている作品「PLANET」。
遠くに見えるビル群との対比も面白い。
長女は赤ちゃんを持ち上げるポーズをして写真を撮ったり、裏に回ってお尻を撮影したりして楽しんでいたが、このあたりは日陰が無いのであっという間に汗だくに。
様々な展示ゾーン
広大な園内には、フラワードームのサボテンゾーンにも劣らないサボテンゾーン「サン・パビリオン」や、ヤシの木がひしめく「ワールド・オブ・パーム」、動物の形に刈られた木々が立ち並ぶ「ウェブ・オブ・ライフ」など様々な特色ある展示ゾーンが並んでいる。
長女と2人で一通り周ってみたのだが、あまりの広さと暑い日差しでヘトヘトになってしまった。
どうりで人通りがほとんど無いわけだ。
早朝や夕方にちょっと周るくらいがちょうどよいかもしれない。
スーパーツリーグローブとOCBCスカイウェイ
そしてガーデンズ・バイ・ザ・ベイのシンボルといえばスーパーツリーグローブ。
枝が広がる大きな木をモチーフにした鉄骨のタワーで、側面に植物が植えられている。
日中に太陽光発電し、夜のショーに発電した電力を使うのだとか。
まさに人工の木。
そのツリーの間にかかる吊橋「OCBCスカイウェイ」は大人8ドル、子供5ドルで歩くことが出来る。
吊橋は70人の人数制限があり、滞在も15分まで。
入場の待ち行列に並ぶこと10数分。
エレベーターに乗って吊橋にたどり着くと、そこはまさに空中散歩を楽しめる遊歩道だった。
吊橋は人が辛うじてすれ違うことが出来る程度の幅で、誰もが写真撮影をしながら譲り合って進む。
展望台というほど高さは無いが、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを一望しながら、通り抜ける風を感じることが出来て気持ち良かった。
全長128メートルの吊橋ということだが、写真を撮ったりしながらゆっくり歩いてちょうど15分程度。
短い空中散歩だったが、十分に満喫できた。
ガーデン・ラプソディ
そしてそのスーパーツリーグローブで毎晩19時45分~20時、20時45分~21時に開催されるのが光と音のショー「ガーデン・ラプソディ」。
19時を過ぎた頃からスーパーツリーグローブ周辺に人が集まり始めるので、少し早めに陣取りした方が良さそう。
時間になると壮大な音楽が流れ、スーパーツリーグローブやスカイウェイが音楽に合わせて様々な色に変化していく。
まるで異世界に迷い込んだのではないかと感じられるほどの幻想的なショーはあっという間に終わってしまった。
これを毎日無料で公開しているのだからすごい。
こちらの動画は冒頭3分を録画したもの。
画角は狭いし、見るほうに夢中でブレたりボヤけたりしてしまっているが、雰囲気を少しでもお伝えできればと思う。
ショーの最中にもスカイウェイに登れるようなので、次回は空中散歩しながらライトアップを楽しみたい。
2回に分けて紹介したガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。
まだ一部改装工事をしていたり、これまでレストランだったスーパーツリーグローブの上部が展望台として生まれ変わろうとしているなど、どんどん新しくなっていくようなので、また折を見て訪れたい。