京華小吃で腹ごしらえ
シンガポールの繁華街「ブギス」に繰り出してきたある休日。
まずはいくつかのWebサイトでおすすめされていた 「京華小吃」で腹ごしらえ。
多少並ぶことを覚悟していたのだが、並ぶことなく席に着くことが出来た。
評判に違わず餃子と小籠包が絶品だった。
長女は初めてジャージャー麺にチャレンジしてみたのだがとても気に入ったようで、その後もよく「ジャージャー麺のお店に行きたい」とリクエストされる。
チャイナタウンのお店の方が有名で、こちらのブギス店は穴場のようだ。
後日チャイナタウン店で食べた時の記事はこちら。
ブギス・ストリート
腹ごしらえが済んだら、すぐ近くにあるブギス・ストリートへ。
ブギス・ストリートは600店舗もの雑多なお店が集まるアーケード街。
アーケードの中に入ると、ひしめくお店とごった返す人々でものすごい活気だった。
安価な雑貨や服、アクセサリーを扱うお店が多く、見て歩くだけでも楽しめる。
一通り見て回ると、通路が迷路のようになっていて少し迷ってしまったほど。
ブギス・ストリートの周囲にもショッピングモールが乱立しており、妻がもっとショッピングをしたそうだったが、それだけで1日が終わってしまうので予定通りアラブ・ストリートへ。
オシャレ通り「ハジレーン」
アラブ・ストリートの一画に、オシャレな路地「ハジレーン」がある。
ブティックや雑貨店、喫茶店から床屋に至るまでオシャレなお店が立ち並び、お店の壁には色とりどりのイラストが描かれて見て周るだけでも楽しい。
夜になると路地が大人な雰囲気に一変し、オシャレなオープンバーで路上ジャズライブを楽しめる。
サルタン・モスク
ハジレーンを楽しんだ後は、アラブ・ストリートの象徴「サルタン・モスク」へ。
このサルタン・モスクは1824年にシンガポール初のサルタン(イスラム教の君主号)であるサルタン・フセイン・シャーのために建築され、1932年に改築されたものだそう。
ちなみに、イギリスが当時シンガポールに交易拠点を構築するために、 権力争いに負けて隠遁していたサルタン・フセイン・シャーをシンガポールの君主に担ぎ上げたそうで、そういった歴史を踏まえて見てみると一層興味深い。
モスクは午前9時30分~正午、午後2時~午後4時の間は無料で見学可能になっており、素肌を出している人(半袖・短パンなど)も入り口で外套を借りて中に入ることが出来る。
モスク内は本当に静謐で、ゆったりとした時間が流れていた。
敷かれている絨毯が綺麗な上に気持ちよく、そこに寝転んで寝られたらどれだけ幸せだろうと夢想しながらひとときを過ごした。