紫陽花の撮影にあじさい寺へ
毎年恒例の写真部の紫陽花撮影。
今年は御朱印を始めたこともあり、60種1万株の紫陽花が見頃を迎えているというあじさい寺として有名な矢田寺へ行くことにした。
「訪ねてみたい関西のアジサイの名所」で、以前の紫陽花撮影で訪れた三室戸寺を押さえて第一位だそうだ。
矢田寺は正式名称は金剛山寺で高野山真言宗の別格本山とのこと。
大阪から矢田寺へのアクセスは電車とバスの乗り継ぎで結構時間がかかるし、当日は雨の予報で雨の中での移動は大変そうなので、車で行くことに。
カーシェアで車を調達して一路奈良県へ。
途中食事を挟んだが、移動だけなら1時間弱で矢田寺に到着出来た。
山門の前から両サイドに紫陽花が咲いており、期待が高まる。
咲き乱れる紫陽花
思った以上の山を登っていくと、境内のそこかしこに紫陽花が咲いていた。
幸い天気はぐずつきながらもかろうじて雨の雫を落とすのを耐えてくれており、紫陽花撮影を満喫することができた。
娘も紫陽花を「綺麗だねぇ」と堪能していたかと思ったら、飽きたのか「あ、蟻がいる」「見てみて、ダンゴムシ」「あっちに蜂がいて怖い」と虫のことばかり。
「花よりダンゴムシか」と呟いた後、意外とうまいこと言ったなと思って周囲の反応を見たのだが、失笑を買っただけだった。 残念。
アジサイ園の奥には紫陽花の迷路が出来ており、娘は紫陽花をかき分けて迷路に夢中だったのだが、途中でカタツムリを見つけたようで、殻を持って「かわいい」と観察していた。
その子どもならではの感性は今ではもう理解出来ないが、自分も子どもの頃はカタツムリやらカニやらセミやらを捕まえては喜んでいたのを思い出す。
これがいつから何故「きもちわるい」に変わるのか、非常に興味深い研究テーマだと思う。
御朱印 – 地蔵尊
本堂にて参拝の後、御朱印を頂いた。
御朱印には「地蔵尊」の文字。
矢田寺は“日本のお地蔵様発祥の地“だそうで、御本尊は地蔵菩薩とのこと。
また、右上には「大和十三仏 第五番」の朱印があり、「大和十三仏霊場」の一角なのだそうだ。
いずれも“日本仏教文化発祥の大和の古刹名刹”とのことなので、残り12の寺社も巡ってみたい。