わが家の氏神である「櫻宮」を参拝した。
引っ越して来てから3年が経つが、これまで氏神を意識したことがなく一度も参拝したことは無かった。
そもそも周りに神社がいくつかあり、どこが氏神なの? というところから始まった。
マンションの管理人に、小さいが最寄りの楠玉神社が氏神と教えてもらったが、さらに調べてみると楠玉神社は櫻宮の境外社(御旅所と言うらしい)で、本宮は2km先の櫻宮とのこと。
その間に他の神社もあり、氏地が入り組んでいる地域のようだ。
娘と散歩がてら本宮である櫻宮を参拝することにした。
櫻宮はなんと隣がラブホテル街という立地で驚いた。
生國玉神社もそのような立地だったか。 都会恐るべし。
参拝後、御朱印と御神札を頂きながら宮司さんに氏地の話を伺ったところ、周辺の複数の神社が合祀され、氏地がとても広いらしい。
御朱印と一緒に「由緒書」も頂き、度重なる兵火洪水を乗り越えてきた歴史がよくわかった。
御朱印には和歌が。
誰の和歌だろうと検索してみたがヒットしなかった。
また今度宮司さんに聞いてみよう。
月の表記も「初春月」とお洒落だ。
調べてみると、「櫻花月」「神楽月」「鳴雷月」など、他の月も異名を使っているようだ。
それぞれ何月か分かるだろうか?
風情が感じられてとても良い。
今回娘は自分の自転車で行くと言って聞かず、途中で絶対に「疲れた」と言い出すと思っていたのだが、予想を裏切り往復4km弱の道のりを走破した。
ほんの2、3週間前は100m進むのもやっとで、ちょっとでも自転車が傾くとギャーギャー言っていたのに、まるで違う姿に感動を覚えた。
この勢いでどんどん大きくなっていってしまうんだろうなぁと感慨深く娘の背中を見ながら帰路を歩んだ。