靖国神社参拝の帰りに「市谷亀岡八幡宮」を発見
靖国神社からホテルへの帰り道、「市谷亀岡八幡宮」と書かれた提灯を発見。
靖国神社参拝の記事はこちら。
鶴岡八幡宮は有名だが、鶴に対して亀とは面白い。
後で調べてみると、江戸城を築城した太田道灌が1479年に城西の鎮護として鶴岡八幡宮から勧請したことが始まりで、その時に鶴に対して亀の名を付けたのだそうだ。
時間がもう17時を回りそうだったので、折角なら社務所が閉まる前に御朱印も頂きたいと思い、提灯の奥に高く伸びる階段へと急ぐ。
階段の脇の真新しい社号標を横目に、思ったよりも急な階段を気をつけながら昇る。
高台の静かな境内で参拝、御朱印を頂く
階段を登り切ると、そこは小さくも静かな境内だった。
手を清めた後、拝殿で参拝する。
いろいろとゆっくりと見て回るのを堪えて、社務所が閉まる前に御朱印を頂こうと社務所を探す。
社務所の扉が閉まっていて間に合わなかったかと思ったものの、ノックして扉を開けてみるとまだ宮司さんがいらっしゃって御朱印を頂く事ができた。
ちょうど御朱印を頂いている間に17時の時報が流れ、滑り込みセーフだったようだ。
城西の鎮護との文言を見て、他にも江戸城鎮護の寺社仏閣があるのかと思って調べてみると、「亀岡八幡宮」と同様に太田道灌が勧請した「日枝神社」「若宮八幡神社」「本郷氷川神社」「法恩寺」や天海僧正の鬼門封じに関連する「神田神社」や「浅草寺」など多くの寺社仏閣が江戸城鎮護として建立、勧請されたようだ。
計画的に建てられた数多くの寺社仏閣に守護された平安京と同様に、江戸も多くの寺社仏閣に守護されて来たのだと分かった。
これらの寺社仏閣にも折を見て参拝したいと思う。
境内には2つの稲荷社「茶ノ木稲荷神社」「出世稲荷神社」
亀岡八幡宮が遷座される以前からこの地に祀られていたとされる「茶ノ木稲荷神社」は、眼病平癒で有名だそうで、奉納されている絵馬にも眼病平癒の願いが記されていた。
眼病というわけではないが、目はどちらかというと悪い方なので視力回復を願って参拝した。
また出世の逸話がある「出世稲荷神社」には立身出世を願って参拝した。
後で調べてみるとペット祈願で有名で、雑誌で紹介されるほどのようだ。
学問研究と商売的中、眼病平癒に立身出世にペット祈願とご利益満載の神社だった。