「北野天満宮」から徒歩10分、「大将軍八神社」へ
北野天満宮に参拝した後、すぐ近くの「大将軍八神社」に足を伸ばした。
北野天満宮の記事はこちら。
以前御朱印帳について調べていた時に、大将軍八神社にかっこいいオリジナル御朱印帳があるということを知り、次の御朱印帳はこれにしようと決めていたのだ。
御朱印帳選びの記事はこちら。
もう既に夕方にさしかかり、社務所はまだ開いているだろうかと不安になりながらも地図を頼りに細い道を進む。
「百鬼夜行」 妖怪ストリート
大将軍八神社が面した一条通りは「大将軍商店街」 またの名を「妖怪ストリート」というらしい。
「百鬼夜行」はこの一条通りでよく見られたのだとか。
商店街にはチラホラと手作りの妖怪の姿が見えるが、娘は全くの無関心だった。
もう少し時間があればゆっくりと趣きのある妖怪たちを写真に収めたかったのだが、もう日も暮れかけていたので道を急ぐ。
妖怪ストリートを進んでいくと大将軍八神社の鳥居が突然姿を現した。
社号標と鳥居をフレームに収めようと頑張ってはみたが、狭い道路をそれ以上下がれず、手持ちの30mmレンズではこれが精一杯だった。
もう少し広角もカバー出来るレンズが欲しいと痛感する。 またお財布と相談してみたい。
神道と陰陽道の習合
境内はとても綺麗で、陰陽道の方位を司る星神ということで拝殿前に置かれた方位と星を現したモニュメントが目を引く。
参拝した後境内を回ると奥に方徳殿があり、大将軍神像80体と陰陽道安倍家の古天文暦道資料が保管されているそうだが、5月1日~5日、11月1日~5日のみ公開されるとのことで、拝見することは出来なかった。
頂いたパンフレットによると主祭神は陰陽道の暦の神八将神とのことだが、江戸時代中期に素盞鳴尊とその御子の八神が習合したのだそうだ。
八将神は牛頭天王の八王子とも言われるようで、神道と仏教、陰陽道が不思議な融合をみせていることを初めて知った。
「鬼門」をはじめ、陰陽道の方位についてもいくつかサイトを見てみたが、非常に奥深く興味深い。
陰陽道もまた、日本の文化に深く根付いているものなのだと分かった。
また時間があれば勉強してみたい。
御朱印と御朱印帳
最後に、幸運にもまだ開いていた社務所で御朱印と念願の御朱印帳を頂く。
御朱印はなんともダイナミック。
金色の社紋や八方位の朱印など、どれも特徴的で味わい深い。
御朱印帳は自分の2冊目用と、頼まれていた妹の分、合わせて2冊を購入。
写真で見るよりも生地のキメが細かく、色も鮮やかで想像以上に美しい御朱印帳だった。
まだ1冊目の伊勢神宮の御朱印帳が残っているので、1冊目が埋まりこの御朱印帳を使いはじめるのを楽しみに、引き続き御朱印収集を楽しんでいきたい。