バリ島旅行 その3

ブサキ寺院

ブサキ寺院

バリ島最高峰の聖なる山「アグン山」の中腹にある、バリ・ヒンドゥー教の総本山「ブサキ寺院」に到着。

ここまで世界遺産を巡ってきたが、ブサキ寺院は外部からの干渉を避ける為に世界遺産登録を断り続けており、幻の世界遺産とも呼ばれているのだとか。

大小30以上もの寺院の集合ということで、山を登りながら寺院を巡る。

菩提寺の説明をするスワさん

本殿は観光客は入れないということで外から覗くだけだったが、本殿の周囲を囲む家族寺の中にスワさんの菩提寺があるということで、特別に案内して頂いた。

本来はその関係者しか入れない広場に入れて頂き、メルと呼ばれる塔に拝礼をするスワさんを見ながら、先祖を大切に思う気持ちは国が違えど共通なのだなと感じた。

さらに道沿いに立ち並ぶメルを眺めながら坂を登っていると、ふいに京都の伏見稲荷大社を思い出した。

伏見稲荷大社も山の中腹に数多くの社があり、共通の空気を感じたのだ。

中腹まで登るとメルが立ち並ぶ境内が一望出来、とても綺麗だった。

いつまでも見ていたかったのだが、雨が降り始めたので小走りで山を降りて車へ戻った。

YAN YAN SILVER

銀細工の加工の様子

次は好きなお店に連れて行ってくれるというので、いくつかおすすめのお店を挙げてもらって奥様&娘が決めたのが アクセサリーショップ「YAN YAN SILVER」 。

銀細工はバリの伝統工芸であり、入り口で銀細工の加工の様子を見せて頂いて、店員の方が日本語で説明してくれた。

店内は広々で、所狭しと銀細工や宝石が並んでおり、妻と娘はショーケースに吸い寄せられていく。

ガムランボール

中でも振ると「シャララーン」という涼しげな音色を響かせる、鈴のようなアクセサリー「ガムランボール」が気に入ったようだ。

その音色は邪気を払い、ボールの色によって効能もいろいろあるそうだ。

幸いお値段は宝石に比べると大したこと無かったので、自分好みのガムランボール選んでもらい2人にプレゼント。

これを見るたびにバリの事を思い出してもらえたら来た甲斐があったというもの。

タナロット寺院の夕暮れ

タナロット寺院

バリ島西岸、潮が引けば歩いて渡れる岩場の上にそびえ立つのがタナロット寺院。

夕日に映える寺院として有名だそうで、夕暮れ時に訪れたところ多くの観光客でごった返していた。

まだ日の入りまで時間があり、ちょうど潮が引いて岩場に歩いて渡っている人が列を成していたので、それに倣って岩場へ渡る。

聖なる水が湧く岩場

異教徒は寺院内は立ち入り禁止とのことだが、寺院の下には聖なる水が湧く洞窟があり、人々が列を成していた。

とりあえず並んでみると、神官らしき人が聖なる水を頭にパッと振りかけて、米粒を数粒額に押し当て、プルメリアの花を髪に刺してくれた。

娘は無意識に額を掻いて米粒が落ちてしまったが、私はご利益がありそうなのでムズムズしても我慢してつけておいた。

後で調べると、お米はお祈りの儀式を受けた証として自然に落ちるまで取ってはダメなのだとか。

バトゥボロン寺院

日没の時間まで待ってみたのだが、残念ながら夕日は雲に隠れてしまい良い写真を撮ることは出来なかった。

残念に思いながら、タナロット寺院の隣の断崖の建つバトゥボロン寺院を撮影して車へ。

ビーチで夕食

ツアーの最後は空港の南のケドンガンビーチの砂浜でディナー。

途中交通渋滞につかまって予定よりも到着が遅くなってしまった。

腹ペコだったこともあり、浜辺で波の音を聞きながらの海鮮バリ料理はとても美味しかった。

バロンダンス

昨日に引き続き、ここでも食事を食べながらダンスを楽しむことが出来た。

前日とは違い生演奏では無かったが、前日には見られなかったバロンダンスを見ることが出来た。

翌日はホテルのプールで遊び、奥様はマッサージを堪能して帰路についた。

バリ島にはまだまだ行ってみたい名所がたくさんあるので、是非ともまた訪れたい。

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