場所取り
最近仕事が多忙を極めており投稿が遅くなってしまったが、娘の運動会のお話。
雨天順延で1日遅れでの開催となったおかげで、お祭りを2日間堪能し終電で帰ってきた翌朝。
一般的には運動会の朝は場所取り合戦で早朝にお父さん方が頑張るそうだが、娘が通っている幼稚園ではそのような不毛な争いを避けるために、事前に整理券が無作為に配られている。
昨年に引き続き今年も200番台だったので、良い場所はいくら早く行っても望むべくもない。
素晴らしくも残酷なシステムである。
おかげでゆっくり支度をして、のんびり会場に向かうことが出来た。
昨年は会場に着いた時には既にトラック以外の地面という地面は見渡す限りレジャーシートで覆われ尽くされており、愕然とした。
今年も当然のように同じ光景が目の前に広がっていたのだが、今年は余裕で目指すべき場所へ真っ直ぐ進む。
実は去年、途方に暮れていた時に偶然見つけた、校舎と植え込みの間の隠れ家的スペースが意外と快適だったのだ。
そこからは植え込みが邪魔で運動場は何も見えないのだが、子どもが参加する競技を観るときにベストスポットに移動するので関係なかった。
逆に植え込みによって周囲の視線は遮られるし、校舎の影で直射日光や強風に苛まれることはなく、お弁当が砂埃をかぶることもない。
残り物には福がある的なスポットだったので、今年もそこが空いているかなと行ってみると、案の定空いていたので早速レジャーシートを広げて陣取る。
こどもを送り出して、しばらくレジャーシートでのんびりしていると間もなく入場が始まるというので、正面エリアに移動して入場と開会式の撮影を開始する。
年長の園児達のマーチングバンドを先頭に子どもたちの入場行進が始まったが、たくさんの子どもたちの中から娘を見つけるのも、見つけてから綺麗に撮影するのも一苦労だ。
リボン&パラバルーンとかけっこ
娘が出場する最初の演目はリボンとパラバルーンを使った演技だった。
去年は周りの子からワンテンポ遅れていたのが微笑ましかったのだが、今年は周りの子ともピッタリタイミングを合わせることが出来、リボンの扱いも上手で、それだけでも成長を感じた。
リボンの演技に続いてパラバルーンを使った演目に移った。
今回初めてパラバルーンというものを知ったのだが、クラス全員が協力してパラバルーンを次々といろんな形に変え、子ども達がくるくる回ったりパラバルーンの中に入ったりする様子は団結力が見て取れ、見栄えも華やかでとても良かった。
2つ目の演目はかけっこ。
去年は5人中ダントツの5位だったので、今年は休日にかけっこの練習をしたり励ましたりして臨んだのだが、今回も安定の5位。
でも、今年は4位との差も去年ほどは無かったので、来年に期待したい。
頑張ったことを褒めてあげつつも、悔しさをバネに向上心が芽生えるように励ましていきたい。
お弁当・玉入れ・棒運び
お昼ご飯は妻特製のお弁当。
かわいいパンダのピックと好物だらけのお弁当に、娘は終始ご満悦だった。
自分も運動会で家族と食べたお弁当がとても美味しかったのを思い出す。
娘も今日のこの瞬間を覚えていてくれるだろうか。
昼食後、最初の演目は恒例の「玉入れ」。
娘は白組で頑張っていたようだが、大勢の子どもたちの影になる位置で頑張っていたのでほとんどファインダーに収めることが出来なかった。
後日、写真業者の撮影した写真の中に娘の姿を発見してたので購入してしまった。
業者のカメラは娘だけをフォーカスして撮すということは無いのだが、絶好のポジションでプロが撮影しているだけあって、撮影出来なかったシーンを補完してくれるのはありがたい。(高いけど。)
娘が出た最後の演目は棒を2人で持って走り、往復して次の2人に受け渡すしてクラス全員が走りきる速さを競うもの。
娘はペアの男の子と息を合わせて無事走りきり、次のペアに棒をしっかり渡すことが出来た。
他の子の中には、男の子を置き去りにして女の子が棒を持って走っていってしまい、男の子が泣きながら後を追うようなシーンもあり、女性の強さを感じてしまった。
今回は去年からカメラ本体(EOS Kiss X3 → EOS 7D Mark2)もレンズ(Canon 55-250mm F4-5.6 → SIGMA 70-200mm F2.8)もグレードアップして臨んだのだが、やはり満足のいく写真が大幅に増え、奮発した甲斐があった。
ただ、位置取りが悪いとどうしても他の人の頭がファインダーに入ってしまうので、次回はもっと良い位置取りが出来るように早めの移動を心がけたい。
来年は幼稚園最後の運動会になるので、もっと腕を磨いて想い出に残る写真が撮れたらと思う。