(コロナ禍以前の記事です。)
これまでご紹介してきたシンガポール4大動物園。
シンガポール動物園、ナイトサファリときて、3つめはリバーサファリ。
リバーサファリはその名の通り河川をテーマにした動物園で、河川に住む水生生物を中心に展示されている。
園内はシンガポール動物園と違ってほぼ一本道で一方通行。
屋根があるエリアが多いので、動物園のように炎天下で体力を奪われることが無く、スコールが降っても大丈夫。
勾配も無いので快適に回ることが出来る。
Rivers of the world
最初に訪れるのは、世界の8つの河川「ミシシッピ川」「コンゴ川」「ナイル川」「ガンジス川」「マレー川」「メアリー川」「メコン川」「長江」をテーマにした「Rivers of the world」。
それぞれの川を模した水槽に、その川に住む水生生物が展示されているので、まるで世界一周旅行をしているような気分を味わえる。
アリゲーターガーやタイガーフィッシュなど、人相の悪い魚が多い印象だが、普段あまり見られない魚たちに子供たちは目が釘付け。
水族館と違い、コウノトリやカニクイザルなど川辺に生息する動物も展示されているのが特徴。
パンダの森とパンダまん
続いてクーラーが効いた建物に入ると、そこはパンダの森。
ガラス越しではなく堀越しにジャイアントパンダやレッサーパンダを観察出来る。
レッサーパンダは巣に籠もって出てこなかったので、望遠レンズでかろうじて見られた程度だったが、ジャイアントパンダは笹の葉をむしゃむしゃ食べているところをバッチリ見ることが出来た。
パンダがかわいいのと、涼しい室内が心地良くて長居してしまった。
パンダの森にはレストラン「ママパンダキッチン」が併設されており、昼食に人気のパンダまんやラーメンを堪能した。
貯水池クルーズ
続いて貯水池クルーズへ。
貯水池クルーズでは、遊覧船に乗って貯水池を1周出来る。
水上を吹き抜ける風を感じながら、隣の動物園の動物や水辺の植物を観察出来る。
15分ほどの遊覧を楽しんで、クルーズ終了。
アマゾンリバークエスト
アマゾンリバークエストは遊園地にあるような小舟に揺られながら、いろんな動物が生息する一帯を一周するアトラクション。
大人5ドル、子供3ドル(それぞれ約400円、240円)のチケットを購入する必要がある。
106cm以下の次女は乗れないので妻と次女はパンダの森で涼んでいてもらい、自分と長女で乗ることにした。
小舟に乗り込むと、リフトで上昇して冒険へ出発。
水路の両側に猿やカピバラなどいろいろな動物がいるのだが、意外に水の流れが早くて動物が見つけられない内に先に進んでいってしまうことも。
絶えず波に揺られるので、写真撮影は至難の技。
長女は船に揺られながらいろんな動物を間近でみる体験に大興奮。
「もう一度乗りたい」と言うので、妻とペアで再チャレンジ。
1回目は船の先頭に乗れたが、2回目は後方の座席で動物がよく見えなかったらしい。
座席の位置や動物の配置など、運の影響が結構ありそう。
リスザルの森
続いて金網で覆われたリスザルの森。
中に入ると至るところにリスザルがいて、すぐ近くまでやってくるので子供たちは大興奮。
リスザル以外にもカピパラ?やシロカオサキが歩き回っていたので、長女と一緒に写真撮影を楽しんだ。
マナティのいる巨大水槽
最後に、マナティのいる巨大水槽へ。
マナティが大きな体で大水槽の中をのんびり泳ぎ回る姿に癒やされた。
1日2回の「River Trails」の時間になると係員がマナティの生態などについて説明してくれたのだが、英語なので子供たちはつまらなかった模様。
動物園と水族館を足して2で割ったようなリバーサファリは、大人も子供も1日楽しめるスポットだった。