妻の誕生日のお祝いディナー
妻の誕生日のお祝いで、JCB The Classのグルメベネフィットを利用して「中之島 穂の河」で高級和食を堪能してきた。
ちょうど娘は幼稚園のお泊り保育だったため、本当に久しぶりに夫婦水入らずでデートを楽しむことが出来た。
小雨が降る中お店に向かうと、モダンな高層オフィスビルの3Fに和風の店構えが見えた。
2人ということでカウンター席。
子どもがいると2人の間に子どもが座るか、向い合わせに座ることになるので、隣り合って座るというのも久しぶりだ。
既に席の用意がされており、季節に合った敷き紙が気分を盛り上げてくれる。
奥にあるのは季節や料理にちなんだメッセージで、毎週作成されているのだとか。
今回は鱧(はも)についての豆知識が書いてあり、読んでいるうちに鱧が食べたくなってくる。
鱧と鮑の贅沢な会席料理
どの料理も奥深くも優しい味で、とても美味しかった。
お造りでは鱧のお刺身を堪能した他、話題の「ドライ醤油」や「雪塩」が出てきて、お造りをより一層美味しく頂くことができた。
特に美味しかったのは鱧のお吸い物で、日本人で良かったと思える深い味わいを堪能した。
また、誕生日のお祝いということをコンシェルジュが伝えてくれていたようで、サービスとして鯛のお頭と赤飯を頂いた。
そして何より五感を楽しませてくれたのは「鮑の踊り焼き」で、目の前で鮑が煮えていく様子と海の匂いを楽しんだ後、そのプリプリの食感に舌鼓を打った。
今回「鮑の肝」を初めて食べた。
その緑色の見た目から残してしまおうかとも思ったのだが、妻はぱくっと食べているしなかなか食べられるものでもないので、思い切って食べてみたのだが、なんとも言えないその触感と味はまさに大人の珍味といった感じだった。
まだお子様の舌の自分には敷居が高い感じ。
ご飯、デザートの後、最後にぜんざいと抹茶が出てきた。
カウンターに茶釜のようなものがあるのでなんだろうと思っていたが、まさか目の前で抹茶をたてて頂けるとは。
思わず板前さんに「結構なお点前で」と言ってしまった。
全体としてかなりのボリュームで、なんとか全ての料理を完食したが、本当にお腹いっぱいになった。
妻は食べきれなかったようで、「この私がぜんざいを残すなんて・・・」と嘆いていたが、ディナーについては大変喜んでくれたようだ。
妻の誕生日を夫婦水入らずで、とても美味しい料理を食べながら祝うことが出来、またそれを喜んでくれたことを本当に幸せだと感じた。
普段の生活の中では子どももいて日常感・家族感が前面に出てしまうが、二人で日常から離れて過ごす時間も大切だなと実感しながら、寄り添って帰路についた。