セントーサ島へ
シンガポール本島のすぐ南、1kmほど先にあるセントーサ島はレジャー・観光スポットの集積地で、ユニバーサルスタジオシンガポールをはじめとして数多くのレジャー施設が密集している。
セントーサ島デビューにあたってまずは軽めのレジャーをということで、セントーサ島にある水族館「S.E.A. Aquarium」と、併設されている海の体験博物館「The Maritime Experiential Museum」へ行くことにした。
シンガポール本島からセントーサ島へ行く方法は、歩き(セントーサボードウォーク)、タクシー、バス、電車(セントーサ・エクスプレス)、ケーブルカーなどいくつかあるが、今回は一番無難かつポピュラーな電車で向かう。
電車はセントーサ島の対岸にあるショッピングモールVIVO Cityの3Fのセントーサ駅から、数分おきに出ている。
入島税1ドルを含む往復運賃4$(約320円)をEz-Linkカードで支払って電車に乗ると、ほんの数分でセントーサ島ウォーターフロント駅に到着。
駅を出るとカラフルなマーライオンボードがお出迎え。
そこからユニバーサル・スタジオ・シンガポール、S.E.A水族館、レストラン街などへアクセス出来る。
S.E.A. Aquarium
S.E.Aアクアリウムは世界最大級の水槽を持つ水族館。(2012年時点では世界最大だったが、2014年に中国の水族館に抜かれたそうだ。)
建物脇の通路を通って一番奥が入り口。
入ってすぐのトイレの案内板が海賊、人魚、シュノーケリングの図柄になっていて、ユーモアを感じる。
船の残骸を背景に多くの魚が泳ぎ回ってたり、半円形の通路を通りながらサメのお腹を見たり。
展示内容としては日本の大きめの水族館とそんなに変わりないものだったが、十分に楽しむことが出来た。
日本の水族館の多くは館内飲食禁止だが、ここでは巨大水槽前で軽食が販売されていて、多くの人が床に座って食べながら水槽を眺めていた。
昼を少し過ぎた頃合いで若干お腹が空いていたので、我々も腰を落ち着けて軽食を食べながら巨大水槽を眺める。
何時間でもぼーっとしていられる癒やしの空間だったが、子供が退屈しだしたので次へ。
The Maritime Experiential Museum
続いて併設されている海の体験博物館「The Maritime Experiential Museum」へ。
ここでは、大航海時代のシンガポール周辺の航海、貿易事情を学ぶことが出来る。
当時の船、交易品などが展示されていて、交易の要衝としてシンガポールが栄えていたことが伺えた。
中にはスクリーンに写る自分に、当時の衣服を着せることが出来るアトラクションがあった 。
当時の海を駆け回った著名人の服装を選ぶと、あたかも自分が着ているかのように表示され、動きに合わせて服の表示も柔軟に変わった。
写真を撮る機能も着いていて、撮った写真は指定のメールアドレスに送ってくれる。
最新技術を駆使したアトラクションは、さすがシンガポールだと思った。
他にも3ドル(約240円)で利用できる体験型アトラクション「Shipwreck at Typhoon Theatre」があって、360度全方位スクリーンに映し出される映像と、足場の揺れや水しぶきで、あたかも当時の交易船に乗っているかのような体験が出来た。
交易船が台風で沈んでしまうとそこには・・・。
出口前に雰囲気が違うスペースがあるなと思って見てみると、なんとワンピース展が開催されていた。
ワンピースはシンガポールでも人気のようで次々と人が吸い込まれていくが、日本のように人が列を成すほどでは無いので、ゆっくりと展示を見られそうだ。
ワンピース展は日本でも見たことがあるのと、入場には追加でチケットが別途必要になるということで今回は入らなかったが、日本のコンテンツが海外でも受け入れられているのは何となく嬉しい。