家が決まったのでイケアへ
シンガポールでの住まいが決まった!
シンガポール渡航前に家具家電は大体処分してしまったので家具家電付きの家(Full Furnished)が良かったのだが、今回決めた物件は家具なし家電付き(Partially Furnished)のため、家具を自分で揃えなくてはならない。
プロパティエージェントからは、住まいの契約手続きと並行して「配送に1週間くらいかかるのですぐに家具を買っておいた方が良い」との助言があり、入居予定がちょうど一週間後だったので早速買いに行くことにした。
家具といえばイケア。
シンガポールには東(Tampines)と西(Alexandra)に2店舗を構えている。
どちらも品揃えは変わらないようなので、会社近くのTampinesの店舗 へ。
日本の店舗とそんなに変わらない広さと構成、品揃えで、迷うことは無かった。
まずは生活に必要最低限な家具を中心に揃える。
これまで親と一緒に寝ていた長女だが、自分の部屋で自分のベッドで寝たいというので3台のベッドとマットを購入。
それからダイニングテーブルと椅子を2脚。 ベビーチェアを1脚。
長女の椅子は後で船便で届くので、それまでは椅子をシェアで凌ぐ。
レジ前の処分品コーナーで靴箱、ソファ、自分用のワークデスクを半額近い値段でゲット。
2年後に帰国する際に処分することも選択肢としてとれるように、比較的安いものを選んだ。
レジ前の倉庫で、選んだ家具を妻とヒーヒー言いながらピックアップし、カート3台分の家具をお買い上げ。
デリバリーサービスに直行して、入居予定の住まいに入居予定日に届けてもらうように依頼した。
住まいの契約手続きもエージェントが進めてくれて、ホテルのチェックアウト日に入居出来ることになり、後は契約書にサインするだけ。
順風満帆のスタートを切る・・・はずだった。
通学バスが停まらない!?
住まいと入居日が決まったので、小学校の入学手続きと合わせて通学バスの申し込みをしようと、通学バスのピックアップポイント一覧をチェックする。
エージェントは通学バスが停まる物件を選んだと言っていたし、自分でもピックアップポイント一覧を見て入居予定のコンドミニアム名が載っているのを見ていたのだが、ここでハタとあることに気付いた。
あれ、コンドミニアム名に太字と細字がある!?
どうやら太字がバスが停まるコンドミニアムで、細字がその周辺のコンドミニアムのようだ。
そして入居予定のコンドミニアムは細字で記載されていた。
入居予定のコンドミニアムに停まらないとしても、すぐ近くのコンドミニアムで停まるんだよね・・・とバスが停車する場所をグーグルマップで調べる。
なんとバスで10分先だった・・・。
なんということでしょう。
地区委員の方に問い合わせるとやはり入居予定のコンドミニアムには停まらず、毎朝バスで子供をピックアップポイントまで連れて来られている方がいらっしゃるようだが、とても大変そうなのでオススメしないとまで言われてしまった。
妻と相談して一度は「朝は自分、夕方は妻の分担にして頑張ろうか。」という話もしたのだが、毎朝毎夕、雨の日でもバス乗り場に行くためにバスに乗るというのはやはり辛い。
プロパティエージェントにこの状況を伝えると調査不足に責任を感じたらしく、すぐに通学バスが停まる他の物件を探すので、もう一度見て回ってから決めてはどうかと提案があった。
後で後悔するのも嫌なので、再度の物件探しへ。
今度こそ家が決まった!
早速翌日の土曜日にあまり期待せずに2物件を見て回ったのだが、なんと希望を全て満たしたコンドミニアムがあり、ひと目で「ここにします」と即決。
契約も滞り無く進み、無事にホテルチェックアウト日に入居出来ることになった。
そうそう、イケアの家具の配送先を変えなくては。
配送伝票の連絡先にメールしたところ、受け付けてもらえて一安心。
入居当日。
ホテルをチェックアウトし、荷物を抱えて大きめのタクシーで新居に移動。
プロパティエージェントは先に家の中を一通りチェックしてくれていた。
問題があるところをリストアップし、写真を取ってくれていたようだ。
よく見ると大理石の床面にヒビや汚れがある箇所があったり、シャワールームの取っ手が取れていたり。
シンガポールの住宅は問題があって当然で、それを入居時にきちんとリストアップして写真を撮っておき、リストに家主と借り主の双方がサインすることになっているようだ。
入居後1ヶ月以内に発見された問題は家主の責任で全て修理・修繕してもらえるのだが、それ以降に発見された問題は一定額以内は借り主の責任で対応することになっているので、最初の1ヶ月にどれだけ問題を見つけ出せるかが勝負だそうだ。
その後鍵を受け取るとプロパティエージェントは退出し、早速家の中を掃除して回る。
掃除が一段落したところでIKEAから家具が届いたので、そこからはひたすら家具の組み立て。
まずベッド3台を組み立てて寝床を作り、ダイニングテーブルと椅子を組み立てて食事スペースを確保。
ダンボールと材料にまみれながら夢中になって家具を組み立て、一通り家具が組み立て終わった頃には夜になっていてヘトヘトだったが、シンガポールでの生活の第一歩を踏み出すことが出来て一安心。