初日の出を拝んだ後、毎年恒例の法多山尊永寺へ初詣に向かった。
法多山は比較的大きなお寺の割に、地元民しか知らない裏道を使えばそんなに渋滞に巻き込まれることなくお参り出来るのがポイント。
240段程の階段をバテながらも上がり切ると、目の前に本堂と人だかりが広がる。
参拝を終えるといつもは御神籤を引きに行くのだが、今年は先に御朱印を頂くことにした。
これだけの人出であれば御朱印を頂く行列もそれなりだろうと覚悟して向かったが、並んでいたのは1人だけだった。
日付を見て、「あぁ、平成28年になったんだな」と改めて実感する。
ところで、この梵字について何を意味しているんだろうと調べてみると、一字で仏様を表しているとのこと。
この字は、法多山ご本尊である「聖観音」を表しているのだそうだ。 非常に興味深い。
御神籤の結果は。。。「凶」。 4人で行ったうちの2人が凶だったので、意外と凶が入っているのかもしれない。
・・・と思って調べてみると、なんと30%も入っているらしい。 ちなみにここの御神籤は大凶が無いので、凶が一番悪い。
なんとも辛口の御神籤である。
もう一人の凶はあまりにひどい内容(「悦び事:なし」「失せ物:出ず」「生死:危うし」など)だったので、自分はまだマシだなどとどんぐりの背比べをした。
ただ、「女難」だの「女のうらみ」だのは気になる。
今年はいつも以上に女性に優しく、紳士的に接したいと心に誓ったのであった。
最後に法多山名物の厄除け団子を買った。
団子を買う行列が一番混んでいた気がする。
これを食べて、凶の厄を乗り越えて良い年にしたい。